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「怪物はささやく」(パトリック ネス) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]

 表紙の絵を見れば分かるかと思うが、異様な暗い小説である。そしてこのようなモノクロの暗いイラストが全編に散りばめられて、おどろおどろしくもまた魅力的な世界を現出させている。

怪物はささやく

怪物はささやく

  • 作者: パトリック ネス
  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 2011/11/07
  • メディア: 単行本


(以下ネタバレあり)




















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「二流小説家」(デイヴィッド・ゴードン) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]

2011年度『このミス!』、『週刊文春』、『ミステリが読みたい!』で、ミステリーランキング初の三冠を達成したという空前の快挙の作品。なので、予約待ち期間が長く、やっと回ってきた。
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

  • 作者: デイヴィッド・ゴードン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2011/03/10
  • メディア: 新書

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タグ:ミステリ
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「狩場(カリヴァ)最悪の航海記」(山口 雅也) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]

山口雅也の作品ではだいぶ昔に処女作の「生ける屍の死」を読んだことがあるのだが、内容は綺麗さっぱり忘れている。随分評判の良かったミステリなんだけど。
 今回のこの新作は、書店で見かけ「ガリバー旅行記」のパロディというか二次創作というか、面白そうと思って図書館で借りたもの。前に映画について書いた記事の中でも言ってるように、「ガリバー旅行記」は小学生の頃、ジュブナイル化された抄訳(にしては馬人国まで含む全編収録)を熱中して読み、その後高校時代に角川文庫で全訳を読み、と慣れ親しんだ〈奇書〉なので、それをどう料理しているのか興味があった。

狩場(カリヴァ)最悪の航海記

狩場(カリヴァ)最悪の航海記

  • 作者: 山口 雅也
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/09
  • メディア: 単行本


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「クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰」(今村 友紀) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]

店頭で見かけて、腰巻きの惹句が面白そうなのでメモ代わりにiPodTouchで表紙を撮影して(最近こればっか)、図書館で予約して借りて読んだ。最近は単行本を買うことは月に1冊くらいしかない。無収入なので、極力図書館で借りるようにしている。それでなくても過去の遺産ストックは大山塊をなしているのだし。

 もしも買っていたら「金返せーー!」と叫ぶところだった。
 一読して(ということは、読点(「、」)を全く使わないという凶悪な文体にもかかわらずあっという間に読めた、つまり読み易かったということだが、短いからという理由もある)、なんじゃこりゃー!これで「文藝賞」を取ったのか、まるでポプラ社小説大賞のアレの再現ではないか!という感じ。ちなみに、アレとは「KAGEROU」のことではなく(あれは読んでいない)、「削除ボーイズ0326」のことである。

クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰

クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰

  • 作者: 今村 友紀
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2011/11/11
  • メディア: 単行本

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タグ:駄作 ホラー
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「ねじれた文字、ねじれた路」(トム・フランクリン) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]

NHK・BSPの「週刊ビックレビュー」で昨年10月29日に見て、読もうと思い図書館に予約していたのが、今頃順番が来て読んだ。(ちなみに、2011年版「このミス」で8位、「文春」ではランク外。これだけでは読む気にはならなかっただろう。)

ねじれた文字、ねじれた路 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

ねじれた文字、ねじれた路 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

  • 作者: トム フランクリン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2011/09/09
  • メディア: 新書


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タグ:ミステリ
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「フリッカー、あるいは映画の魔」(セオドア・ローザック) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]

13年前に出てかなり評判になったのでいつか読もうと思っていたのだが、なかなか手をつけられなかったのだが、たまたま図書館で見かけて借りてきた。いやぁ〜、長かった。びっしり上下二段組600ページ近くの大作。読了までに10日以上かかってしまった(最近とみに読書力が落ちてきているせいもある。ベッドで読んでると眠くなってしまうのだ。)。

フリッカー、あるいは映画の魔

フリッカー、あるいは映画の魔

  • 作者: セオドア ローザック
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1998/06
  • メディア: 単行本
(文庫版も出ている)


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「折れた竜骨」(米澤 穂信) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]

 以前Twitterのタイムライン上で複数の人が「傑作」と言っているのを何度か目にして、読んでみようと思っていたのが、やっと図書館で借りられた。

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2010/11/27
  • メディア: 単行本


 〈歴史ファンタジー&ミステリー〉というのはもしかして読むのは初めてか? 舞台が架空の異世界でなく、実際の中世(12世紀末ヨーロッパ)というのは好感が持てる。巻末に沢山の参考文献・歴史資料本が列記されていることからも、作者がかなり力の入った取材調査の上で書いた努力が伺える。

《 ネタバレはしてないようなしてるような…続きを読む 》


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「少し変わった子あります」(森 博嗣) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]

図書館で見かけて、目次(1「少し変わった子あります」2「もう少し変わった子あります」3「ほんの少し変わった子…」4「また少し変わった…」5「さらに少し…」6「ただ少し…」…)が面白そうなので、借りてみた。

少し変わった子あります (文春文庫)

少し変わった子あります (文春文庫)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/06/10
  • メディア: 文庫

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タグ:ミステリ
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