「怪物はささやく」(パトリック ネス) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]
表紙の絵を見れば分かるかと思うが、異様な暗い小説である。そしてこのようなモノクロの暗いイラストが全編に散りばめられて、おどろおどろしくもまた魅力的な世界を現出させている。
(以下ネタバレあり)
(以下ネタバレあり)
「二流小説家」(デイヴィッド・ゴードン) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]
2011年度『このミス!』、『週刊文春』、『ミステリが読みたい!』で、ミステリーランキング初の三冠を達成したという空前の快挙の作品。なので、予約待ち期間が長く、やっと回ってきた。
タグ:ミステリ
「狩場(カリヴァ)最悪の航海記」(山口 雅也) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]
山口雅也の作品ではだいぶ昔に処女作の「生ける屍の死」を読んだことがあるのだが、内容は綺麗さっぱり忘れている。随分評判の良かったミステリなんだけど。
今回のこの新作は、書店で見かけ「ガリバー旅行記」のパロディというか二次創作というか、面白そうと思って図書館で借りたもの。前に映画について書いた記事の中でも言ってるように、「ガリバー旅行記」は小学生の頃、ジュブナイル化された抄訳(にしては馬人国まで含む全編収録)を熱中して読み、その後高校時代に角川文庫で全訳を読み、と慣れ親しんだ〈奇書〉なので、それをどう料理しているのか興味があった。
今回のこの新作は、書店で見かけ「ガリバー旅行記」のパロディというか二次創作というか、面白そうと思って図書館で借りたもの。前に映画について書いた記事の中でも言ってるように、「ガリバー旅行記」は小学生の頃、ジュブナイル化された抄訳(にしては馬人国まで含む全編収録)を熱中して読み、その後高校時代に角川文庫で全訳を読み、と慣れ親しんだ〈奇書〉なので、それをどう料理しているのか興味があった。
「クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰」(今村 友紀) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]
店頭で見かけて、腰巻きの惹句が面白そうなのでメモ代わりにiPodTouchで表紙を撮影して(最近こればっか)、図書館で予約して借りて読んだ。最近は単行本を買うことは月に1冊くらいしかない。無収入なので、極力図書館で借りるようにしている。それでなくても過去の遺産ストックは大山塊をなしているのだし。
もしも買っていたら「金返せーー!」と叫ぶところだった。
一読して(ということは、読点(「、」)を全く使わないという凶悪な文体にもかかわらずあっという間に読めた、つまり読み易かったということだが、短いからという理由もある)、なんじゃこりゃー!これで「文藝賞」を取ったのか、まるでポプラ社小説大賞のアレの再現ではないか!という感じ。ちなみに、アレとは「KAGEROU」のことではなく(あれは読んでいない)、「削除ボーイズ0326」のことである。
もしも買っていたら「金返せーー!」と叫ぶところだった。
一読して(ということは、読点(「、」)を全く使わないという凶悪な文体にもかかわらずあっという間に読めた、つまり読み易かったということだが、短いからという理由もある)、なんじゃこりゃー!これで「文藝賞」を取ったのか、まるでポプラ社小説大賞のアレの再現ではないか!という感じ。ちなみに、アレとは「KAGEROU」のことではなく(あれは読んでいない)、「削除ボーイズ0326」のことである。
「ねじれた文字、ねじれた路」(トム・フランクリン) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]
「フリッカー、あるいは映画の魔」(セオドア・ローザック) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]
「折れた竜骨」(米澤 穂信) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]
「少し変わった子あります」(森 博嗣) [ファンタジー/ホラー/ミステリ]
図書館で見かけて、目次(1「少し変わった子あります」2「もう少し変わった子あります」3「ほんの少し変わった子…」4「また少し変わった…」5「さらに少し…」6「ただ少し…」…)が面白そうなので、借りてみた。
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