層化作為抽出法給紙術 [実用]
なんのこっちゃ?と思われるだろうが、これはシュレッダーで大量の紙を断裁する際の効率的テクニックである。
シュレッダーは一度に多数の紙を入れ過ぎると、その機種の裁断能力を越えてしまい、切りきれずストップしてしまう。これを避けるために、通常、紙の束から数枚の適正枚数ごとに手で取り分けて挿入する、という手順を踏む人が多い。実はこれは非効率なやり方である。
そこで上手い方法を示そう。
返信用はがきの宛先にあらかじめ書かれた「行」を消さずに「様」に変える方法 [実用]
「行(いき)」を「御中」に変える方法については既に書いたが、実は「様」にも変えることが可能だ。
ちょっと強引だけど、この絵のようにすればいいのである。太目のペンを使えばよい。
お尻の正しい拭き方 [実用]
と言っても他人の尻拭いのやり方などという高尚な話ではなく、極めて即物的な尾篭な話で恐縮だが、意外に知られていないのではないかと思って書く。「前から拭くか、後ろからか?」という、よくある話ではない。
パンツに便の汚れが付かないようにするための「お尻の拭き方」である。
別におもらしをしたわけではなくても、パンツの肛門に接する部分がいつもうっすらと黄色く汚れる、(いわゆるウンスジ)という人は多いのではないだろうか? 実はかく言う私も長年そうであった。
それが、ある機会にやり方を知ってから、一切汚れることは無くなったのである。
まず、なぜ汚れるか、の理由を示そう。
汚れる人の拭き方は、排便後、肛門をぎゅーっと締めた上で、表面を紙で拭く、というやり方である。ま、確かに、事が終われば、肛門様にはしっかりと退場していただいて、菊の御紋も小さくなるのが当然であるからして、無理もないやり方ではある。
しかし、ここに盲点があるのだ。肛門括約筋というものは、排便時以外は常にギュウッと締まり続けているものではないのである。呼吸や姿勢、動作、発声、気分などの体のほかの部分の変化に応じて、わずかではあるが緩んだり締まったりを繰り返しているのだ(特に放屁時など)。謂わば「あそび」があるのである。
さて、紙で拭くときに最高限度まで締めきった上で、表面に出ている部分だけを拭いた場合、その内側には拭かれない部分が残る。これが、上記のような肛門の緩みの際に表面に現れ、パンツに触れて、結果汚れるのである。簡単明瞭な動きではないか。
ではどうすればいいか?
拭くときに、肛門をゆるめに開け、紙の上から指を差し込むようにして中まで拭き取る。これだけである。(別に指先で「の」の字を書いたり、指自体をねじ回しのように回転させたり、ピストン運動をさせたりまでする必要はない。単純に1cmくらい押し込んで抜くだけで良い。)
私がこの方法を見出したのは、痔にかかって軟膏を患部に塗布するために肛門の中に指を入れるという、それまでは想像を絶するとんでもない行為が、意外に普通に行えるということを知ったためである。
指を入れるといっても、せいぜい1センチくらいの僅かなものである。これをやったからと言って「A感覚」に目覚めてしまう、という危険はないのでご安心の上、試されたい。
これと併せて、小用のときにも、紙で拭くことを加えれば、パンツを毎日替えて洗濯する必要も無くなり、地球に優しいことになるので、ぜひとも実践して頂きたいものである。
返信用はがきの宛先にあらかじめ書かれた「行」を消さずに「御中」に変える方法 [実用]
というものを伝授して進ぜましょう。
返送用の封筒や往復はがきの返信の宛先はあらかじめ記載(印刷)してあるわけですが、自分(受取人)の名前に自ら「様」や、(会社の場合)「御中」などと書くのは失礼に当たるとばかり、「行(いき)」と書くのが慣例となっており、受け取った側が出すときには、今度はそれをまた「様」や「御中」に直さないと失礼になるという、なんとも持って回って面倒なことになっているわけですね。相手にわざわざ修正の手間をかけることが分かっているのに、この仕打ちは、「虚礼」いや「慇懃無礼」とさえ言えるのではないでしょうか? それくらいなら、最初から書くなよ、と言いたい。
とは言え、既に書かれてしまっているのだからしょうがない。これを何とかしないと、礼儀知らずの非常識な奴ということになってしまう。
そういう訳で、普通は「行」の字を☓や二重線などで消して、その傍に「御中」と書き直すわけですが、「行」と「御」の字を良く見てください。行人偏は共通だし、つくりの部分の横棒2本と縦棒1本は、「御」の字の中にもあるではありませんか。
ということはつまり、「行」に何本か線を書き加え(いわゆる〈ヒゲ〉を付け)れば「御」になるのです。
言葉で説明するのは面倒なので、この図を見れば一目瞭然でしょう。 青い部分を書き足せばいいだけの話なのです。
あとは「中」を書き加えるだけ。