返信用はがきの宛先にあらかじめ書かれた「行」を消さずに「御中」に変える方法 [実用]
というものを伝授して進ぜましょう。
返送用の封筒や往復はがきの返信の宛先はあらかじめ記載(印刷)してあるわけですが、自分(受取人)の名前に自ら「様」や、(会社の場合)「御中」などと書くのは失礼に当たるとばかり、「行(いき)」と書くのが慣例となっており、受け取った側が出すときには、今度はそれをまた「様」や「御中」に直さないと失礼になるという、なんとも持って回って面倒なことになっているわけですね。相手にわざわざ修正の手間をかけることが分かっているのに、この仕打ちは、「虚礼」いや「慇懃無礼」とさえ言えるのではないでしょうか? それくらいなら、最初から書くなよ、と言いたい。
とは言え、既に書かれてしまっているのだからしょうがない。これを何とかしないと、礼儀知らずの非常識な奴ということになってしまう。
そういう訳で、普通は「行」の字を☓や二重線などで消して、その傍に「御中」と書き直すわけですが、「行」と「御」の字を良く見てください。行人偏は共通だし、つくりの部分の横棒2本と縦棒1本は、「御」の字の中にもあるではありませんか。
ということはつまり、「行」に何本か線を書き加え(いわゆる〈ヒゲ〉を付け)れば「御」になるのです。
言葉で説明するのは面倒なので、この図を見れば一目瞭然でしょう。 青い部分を書き足せばいいだけの話なのです。
あとは「中」を書き加えるだけ。
タグ:言語遊戯
おおっ…これこそ正に裏技ですね…。色んな意味で…。
by peco (2008-09-10 15:19)
この記事、相変わらず毎日50件以上のアクセスをコンスタントに稼ぎ出していて、ダントツ中のダントツなんだけど、今日(2/17)に、なんと76訪問者数を記録した。異常事態である。
by ask (2010-02-18 02:24)
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
by 履歴書の封筒 (2011-12-11 12:11)