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「進撃の巨人」1〜3(諫山 創) [サブカルチャー]

TwitterのTLでそのタイトルを散見し、宝島社のムック『このマンガがすごい! 2011』をちらっと立ち読みしたら、〈オトコ編〉首位に輝いていた作品である。なんだなんだ!と本屋を覗いたらカウンターの前に山積みしてあるではないか。これは読まずばなるまい(二度死にたくない)とて購入。今出ている3巻まで読んだ。
進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)
進撃の巨人(2) (少年マガジンコミックス)
進撃の巨人(3) (少年マガジンコミックス)




 Yahooニュースでは「6万部雑誌(別冊少年マガジン)のコミックが50万部→2巻までの累計で100万部を突破した」とのことだ。いつの間にそんな!
 内容については、ここ◆『進撃の巨人』第3巻、驚愕の展開から主人公の内面へ◆を参照して欲しい。

 読み始めて驚いたのは、絵の稚拙さだ。これは素人の絵としか見えない。デッサンが安定していない。構図やコマ運びもギクシャクしている。(もっとも、絵のヘタさが幸いしてグロさをかなり減じているところがある。)武器の説明図などは小学生がハガキで応募する「ヒミツ兵器」レベル。こんなぽっと出の新人がいきなりトップかい!番狂わせもいいところじゃないか?
 一体どういう事なんだろうか?

 設定もかなり強引で無理がありすぎる。世界構築が不自然極まりない。まぁ、それはマンガ(しかもセカイ系っぽい、かつ超自然的ファンタジー)なんだから許されるんだろうが。
 絵の稚拙さが、「巨人」たちの発する、わけの解らん不気味な雰囲気に奇しくもマッチしたのかも知れない。ある種ヘタウマ的効果か。(漫☆画太郎画伯を彷彿させるところがある)

 多くの人が、これと「エヴァンゲリオン」との類似を指摘しているようだ。主人公の内面的葛藤とか、世界構築の類似性、巨人たち=使徒、エレンが変身する巨人はエヴァンゲリオン、ミカサは綾波、とか。「エヴァ」についてはあまり深く考えたことがないので、コメントは控える。それほど深い世界には思えないんだけども。ただ、エレンの内面の複雑な動きと巨人への変身、そのメカニズムについてはなかなか面白く、その謎が今後どう展開するかを見守ってもいいかな?と思われた。
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