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iPad体験 [身辺雑記]

 今話題沸騰中の iPad を買ったTomboさんに見せてもらいに行った。Twitterで打ち合わせて、日曜の午後2時、北千住駅ビル・ルミネ8階のブックファーストで待ち合わせ、近くのコーヒーショップで食事しながら見せてもらった。機種はWiFi64GB。店内のWiFiに接続して色々試せた。
 その前に、5月28日の発売日の夕方、銀座のアップルストアへ行って5分間くらい触っていたので、正確には初めてではない。
 で、実物に触れると殆どの人が「自分も欲しい!買おう!」となるようだが、生憎私はそうはならなかった。事前に情報がたくさん入っていて、新鮮な驚きがなかったということもあるが、「瞠目」とか「衝撃」とか「圧倒」とか「心酔」とか「狂喜乱舞」とか「一目惚れ」みたいな状態にはならず、冷静に試せたのである。
 起動の速さ、ソフト切り替えの早さ、指でヒューンと動かせる直感的操作のしっくり感、などは素晴らしい出来だ。親指と人差指を同時に付けて開いたり閉じたりして画面を拡大縮小する操作は面白くまた使い易い。インストールされたアプリも多彩で、インターネット接続で威力を発揮する。コンテンツもiPad専用電子雑誌などが徐々に揃ってくるだろう。i文庫HDなどは元々大量の作品があるので、それを扱い易く読みやすく出来ていて素晴らしい。以前、青空文庫から「ドグラ・マグラ」をダウンロードして読破した経験があるので、これを活用出来る自信はある。
 難点はやはり重さだ。片手(左手)でもって右手で操作、というのはすぐに疲れてしまう。膝の上に載せて使うのが本来の使用法だろう。
 ソフトキーボードはタッチタイプ出来ないが、それは私にはむしろ向いている。キーと入力画面が視線の角度差が少ないので、誤入力に気づきやすいから。しかし、アイビームカーソルがなく、入力位置を変えるのにいちいち指先で指定しないといけないのがちょっともどかしい。あまり入力には向いていないマシンで、専らコンテンツ消費用と見ゆる。(カシオペアの向谷氏のようなキーボーディストは例外的)
 で、さて自分はこれを今買うべきか?と考えると、iMacがあるから特にこれがないと困るということはあまり無いな、と思わざるを得ない。今でさえ、ネットに余暇時間の大半を食われてしまって往生しているのに、これ以上別のデバイスに(ネット以外の要素、つまりオモチャ的に)費やす時間の余裕も無い。大体そんなに出歩かないし、寝床で使うのはあまり具合が良くないようだし、幼児や高齢者には喜ばれそうだが、自分はターゲット外だな、と。電子書籍を読むどころか、例のツン読本の山の消化だけでも死ぬまでに終わりそうも無いのだし…。
 というわけで、今すぐに買うことはすまい、と決めた。勿論、今後も絶対買わないというわけではない。いずれもっと高性能で安くなった第2世代機が出るだろうから、慌てて買うことも無いだろう。
 余談だが、二人でいじっていると、料理を運んできたウェイトレスが「わーiPadですねー!すごーい!」と声をかけてきた。これでモテた、と喜ぶ人もいるかも知れない。ま、1ヶ月間くらいは擬似「モテ期」を体験できるのかも。
タグ:iPad
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