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金王朝後継者争いについての疑問 [世の中]

 金正日の後継者についての報道がかまびすしい。
 三男の金正雲にほぼ決定のようだが、まだはっきりとはわからない。
 正雲の側近が、中国マカオに居る長男の正男の暗殺を謀って刺客を送り込んだので、中国政府が保護に動いた、とかいう報道もあった。これも真偽のほどは分からないが。
 ここでこの【権力闘争】について、根本的な疑問が生じる。
〈遅かれ早かれ、いずれ吊るされることがほぼ確実な地位になぜ就きたがるのか〉という疑問である。そんな損な役回り、むしろババ抜きゲームのように、尻込みし合い押し付け合うのが今の北朝鮮の状況からしてありそうな展開ではないか?と思うのだが。
 普通「権力闘争」というのは、権力を我がものにしてしたい放題やりたいという、利己的なものである。(いや、自分の政治信条・理想を実現して民のためにつくすことのために権力が必要だ、というケースもたまにはあるかもしれないが、北朝鮮の場合はそんな美しいものではないのは明らか)
 そんな利己的な人間が、いずれ嬲り殺しになることがわかっている立場に自らを置こうと必死に画策するというのが謎である。
 それとも、実はわかってなくて「金王朝は千代に八千代に」とでも思っているのだろうか? だとしたら甘すぎる。暗愚の極みだろう。
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