漫画好きと漢字能力との間の負の相関

というものが、一国の首相によって証明された（ような気がする）。
「医者には社会常識の欠けた輩が多い」とかいう首相の言葉をフシュウ（踏襲）して言えば、秋葉原で大人気者の、新聞なんか読まずサンデーマガジンジャンプビッグコミックその他諸々の漫画誌を貪り読んでいる、とハンザツ（頻繁）に伝えられるわが首相は、「漫画好きの漢字能力は低い」ということを明白に満天下にさらけ出した、というミゾウユウ（未曾有）の事態だ。
　しかし、私も漫画好きの一人なので、どーにも腹立たしい。漫画への冒涜ではないか！
　あんな輩と一緒にされたくないってば。
　ブッシュ大統領も馬鹿で下品だったことは有名だが、負けず劣らずだ。

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コメント 5

本当に漫画好きなのか、それとも一種のキャラクター作りとしての「漫画好き風」なのか、私は後者を意識したものではないかと邪推しています。もちろん、そのキャラつくりのために多少はいくらかのものを読んだでしょうが。事務所や車に漫画雑誌を置いた光景は、臭い映画やドラマでもやらないぐらいあからさまでしたしね。ということなら、漫画好き=漢字も空気も読めない、ということにはならないのでしょうね。
by もちろん (2008-11-21 06:55) 

http://d.hatena.ne.jp/YUYUKOALA/20070607/Asoh_DaCapo

この記事を読むかぎりでは、本当はオヤジな漫画雑誌が好きなんでしょうね。ジャンプっつーても「こちかめ」ぐらいしか読んでないような気がします。ただの邪推ですけど。つーか、ジャンプマガジンはさておいて、少年サンデーなんて読む漫画あるの？なんて思いますけでね。まさかハヤテ？
by ub7637 (2008-11-21 22:50) 

>キャラクター作りとしての「漫画好き風」
そうかなぁ？　何のため？　アキバ族のウケ狙いですかぁ？ま、確かに彼らは大喜びだけど。

>本当はオヤジな漫画雑誌が好き
のようですね。でも、それにしては〈語彙〉があまりにも悲惨。
60年以上も「ふしゅう」だの「みぞうゆう」だのと「はんざつ」に使っていたとは思えない。つまりそういう言葉をハナっから知らない訳です。これは凄まじい貧困です。大金持ちでありながら、なんとも貧しいとしか言いようがない。中学生以下レベルですからね。
by ask (2008-11-22 00:59) 

さらにまたやってくれたようです。
　厚生事務次官殺害に関するインタビューで、「怪我」を「かいが」と読んだ。
　原稿を読んでるわけでなく、普通のフリートークの場面でなのだが、普通に喋ってこれはあり得ない。「かいが」なんて言葉はいくらユニークな首相でも自然に出る筈が無い。経過を推測すると…、
　首相はあまりにも失言、暴言が多すぎるので、秘書官が心配して、ごく簡単なインタビューにさえ周到に
原稿を用意した。首相はそれを丸暗記して臨んだ。
　ところが、「ごく普通の一般常識」レベルで読める筈の「怪我」にルビを振るということを怠った。読む人が麻生総理であるということ、その漢字力を忘れていたという「とてつもない」チョンボだ。
　まさかこんな簡単な字すら読めない、しかもあの文脈で、とは想像を絶するので無理も無いのだが、麻生総理に与える原稿は〈総ルビ〉にしなければならないのは今や全国民が察知しているところだ。それを身近にいる秘書官が忘れるとは、これは罷免に値する不始末と言わざるを得まい。
by ask (2008-11-23 13:12) 

誤読連発の麻生は「読字障害」？　養老孟司氏が分析

　「未曽有（みぞう）」を「みぞゆう」、「踏襲（とうしゅう）」を「ふしゅう」など麻生太郎首相が漢字の誤読を連発しているが、ベストセラー『バカの壁』で知られる解剖学者で東大名誉教授の養老孟司氏＝写真＝は「読字（どくじ）障害ではないか」との見解を示した。

　読字障害とは、知的能力に異常がないのに、書かれた文字を読むことが困難な症状で、原因は分かっていない。欧米では人口の１０％、日本でも５％が何らかの読字障害を抱えていると言われている。

　ただ、「読字障害の人は、特異な能力を発揮することが多い」と養老氏は指摘する。発明家のエジソンや理論物理学者のアインシュタイン、芸術家ではロダンやピカソ、推理作家のアガサ・クリスティや俳優のトム・クルーズなど天才的な能力を発揮した人も読字障害だったといわれている。

　政治家ではチャーチル元英首相やブッシュ米大統領らの名前が取りざたされている。

http://www.zakzak.co.jp/gei/200811/g2008112601_all.html

by shon (2009-02-09 12:33)