エスカレーターなのに下降とはこれ如何に? [サイエンス]
goo辞書で引くと、"es・ca・late"とは「(段階的に)拡大する; 大きくする[なる]; (エスカレーターで)昇る[降りる].」だそうで、反対語は、"de・es・ca・late" 「(段階的)に縮小する[させる]」だ。つまり基本的にはエスカレーターは昇るためのものである。
(上の説明の中に[降りる]が入っているのはあくまでも実際の運用で下りのものがあるための派生的なものだろう。)
で、本来昇るためのエスカレーターが大勢乗りすぎたために下ってしまうという事故が東京ビッグサイトで昨日起きた。
エスカレーターの最大荷重は、「1段あたり130kgの重さまでと定められている」というニュースもあれば「95kg」というのもあった。どちらにせよ今回の場合、多くの段で3人乗っていたというから、当然総重量は大幅に超過していた筈で、これはメーカーの責任ではなく、運用側に(人数制限を徹底しなかったという)原因があるのは明らかだろう。
しかも、今回の会場はフィギュアの展示会「ワンダーフェスティバル2008」だったというのが、妙に気になった。ここに集まった人々の平均体重はもしかして通常よりも多かったのでは?などと思うのは偏見だろうか?^_^;
メーカーのオーチス社は「駆動して逆走することはないが、過重量でとまり、自然に落ちることはあり得る」としている。つまりこれは自然落下だったのだ。逆走防止のブレーキ機能(などというものがあったとして)がうまく働かなかったのだろう。
ここで、以前から考えていたことを思い出した。
下りエスカレータに動力を費やすのは無駄ではないか?放っといても自然に下るじゃないか。要は調速機能だけを備えればいいのであって、むしろエネルギーを取り出せるのではないか?というものだ。どこかで〈脚の加える震動による発電〉などというヘンな試みが行われているが、そんなのより余程現実的じゃないのか?
むかし、学生時代に理学部の友人が「デパートでは下りて来る人は買った荷物を抱えている。つまり昇る重量よりも下る重量の方が多いので、その差を使えばエスカレーターは全く電力を消費せずに運行できる筈だ」と言っていて、なるほどと共感した記憶がある。
まぁ、そこまではいかなくても、せめて下りくらいは電気を使わないでもらいたいものだと思っているのだが…。(実際消費電力量は昇りよりも格段に少ないだろうとは思われるが、それでも消費してるのは間違いない。)
(上の説明の中に[降りる]が入っているのはあくまでも実際の運用で下りのものがあるための派生的なものだろう。)
で、本来昇るためのエスカレーターが大勢乗りすぎたために下ってしまうという事故が東京ビッグサイトで昨日起きた。
エスカレーターの最大荷重は、「1段あたり130kgの重さまでと定められている」というニュースもあれば「95kg」というのもあった。どちらにせよ今回の場合、多くの段で3人乗っていたというから、当然総重量は大幅に超過していた筈で、これはメーカーの責任ではなく、運用側に(人数制限を徹底しなかったという)原因があるのは明らかだろう。
しかも、今回の会場はフィギュアの展示会「ワンダーフェスティバル2008」だったというのが、妙に気になった。ここに集まった人々の平均体重はもしかして通常よりも多かったのでは?などと思うのは偏見だろうか?^_^;
メーカーのオーチス社は「駆動して逆走することはないが、過重量でとまり、自然に落ちることはあり得る」としている。つまりこれは自然落下だったのだ。逆走防止のブレーキ機能(などというものがあったとして)がうまく働かなかったのだろう。
ここで、以前から考えていたことを思い出した。
下りエスカレータに動力を費やすのは無駄ではないか?放っといても自然に下るじゃないか。要は調速機能だけを備えればいいのであって、むしろエネルギーを取り出せるのではないか?というものだ。どこかで〈脚の加える震動による発電〉などというヘンな試みが行われているが、そんなのより余程現実的じゃないのか?
むかし、学生時代に理学部の友人が「デパートでは下りて来る人は買った荷物を抱えている。つまり昇る重量よりも下る重量の方が多いので、その差を使えばエスカレーターは全く電力を消費せずに運行できる筈だ」と言っていて、なるほどと共感した記憶がある。
まぁ、そこまではいかなくても、せめて下りくらいは電気を使わないでもらいたいものだと思っているのだが…。(実際消費電力量は昇りよりも格段に少ないだろうとは思われるが、それでも消費してるのは間違いない。)
新聞によりますと、怪我をしても病院への搬送を断った人が数名いたとか・・・。コメントにも「滑り落ちてから横の階段を駆け上がって売り場に急いだ。ほしいものをゲットするにははじめの30分が肝心。怪我をした上にほしいものも買えずがっかり・・・」さすがというか、なんというか・・・。
エレベーター会社をあまりいじめないでほしいと思いました。
by michaela (2008-08-05 21:29)
>「木口小平は死んでもラッパを口からはなしませんでした」
という、昔の修身の教科書のフレーズが浮かびました。
平成の木口小平は、怪我をしてもフィギュアから手を離しませんでした、という…。(年が分かるって? まさか、私だってリアルタイムではあんなの学んでませんよ)
時代は大きく変わったのか、代わり映えしないのか、どっちなんでしょうかね?
それにしても、あのイベントって初めて知ったんですが、フィギュア版コミケみたいなもんのようですね。いい年こいた大人の男性が殆どというのがいやはやなんとも。
by ask (2008-08-05 23:00)