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「私たちはどこから来て、どこへ行くのか: 科学に「いのち」の根源を問う」(森 達也) [サイエンス]

この本のタイトルに使われているのはゴーギャンの最後の絵のタイトルとして有名な言葉であり、ぞくぞくするような魅力を持っている。何よりも詩のような韻文としての響きの良さがあるし、意味的にも韻を踏んでいる(という言い方は変だけど)。哲学的であり宗教的でもあり、人間の認識の限界を超えた問いだろう。

私たちはどこから来て、どこへ行くのか: 科学に「いのち」の根源を問う (単行本)

私たちはどこから来て、どこへ行くのか: 科学に「いのち」の根源を問う (単行本)

  • 作者: 森 達也
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2015/10/22
  • メディア: 単行本


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タグ: 生物学
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「人工知能―人類最悪にして最後の発明」(ジェイムズ・バラット) [サイエンス]

昨今よく目にするようになった(あのホーキング博士も警告している)AIの危険性を告発する論考だ。当然、かなりセンセーショナルな本である。

人工知能 人類最悪にして最後の発明

人工知能 人類最悪にして最後の発明

  • 作者: ジェイムズ・バラット
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2015/06/19
  • メディア: 単行本


 AGI(人工汎用知能=人間並みの思考力を持つ)がまず生まれ、それが自律的に自己進化してASI(人工超知能=ヒトを遥かに超える)になる。こうなるとヒトの千倍もの賢さを持つにいたり(=知能爆発)、人類が想像し得ない発想と力をふるい得る→人類絶滅の危機が来る!と。人類に「フレンドリー」なAIを信じて安心する根拠は無い。

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「偉い人」とは俺のことかとシャアが言い [サイエンス]

今ISSに搭乗している日本人宇宙飛行士・油井 亀美也@Astro_Kimiya 氏が、Twitterで
>余談になりますが、SF等で「宇宙空間で使うロボットに足は必要なのか?」なんて話が出てくるのを聞いたことがありませんか?私の気付きとしては、極めて重要で、手足を上手く操作すると姿勢制御の為のスラスターを大幅に減らすことが出来ると思います。宇宙へ来て新たに気付く事って結構多いですよ。 2015/8/28 5:32
とつぶやき、話題になった。関連記事はこちら↓
宇宙飛行士の油井亀美也さん「ロボットの足は飾り」との考えを否定 - ライブドアニュース

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タグ:アニメ
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「乳房の文化論」(乳房文化研究会 編) [サイエンス]

 この本のことを知った瞬間、「これは読みたい!読まずに死ねるか!読まずば二度死ね!」と興奮した。白状すると、実は私は乳房というものに目がないというか、とても興味関心があり憎からず思っているという、今更隠し立てしてもしょうがない嗜好の持ち主なのである。いやこれはヒトとして当たり前の性向であって、誰だって同じじゃないだろうか? この年にもなれば恥ずかしいという気はもう起こらない。

乳房の文化論

乳房の文化論

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 淡交社
  • 発売日: 2014/11/19
  • メディア: 単行本


 世情騒然たる中で、こんな本を読んでレビューするのは気が引けるのだが、早速図書館に予約して読んだので、以下にそのあらましを書こう。
 「乳房文化研究会」という25年の歴史を持つ、「真面目な」団体の編纂による、過去発表された論文から選りすぐって集成された本である。控えおろう!

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タグ:心理学
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「哲学的な何か、あと数学とか」(飲茶) [サイエンス]

 この本の前に「哲学的な何か、あと科学とか」というのを出して、それがそこそこ売れたので第二弾のこの本を書いた、とか。それにしても、このペンネームは何だ?

哲学的な何か、あと数学とか

哲学的な何か、あと数学とか

  • 作者: 飲茶
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2008/12/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 このタイトルからは哲学メインの話かと思ったら、そんな話は殆ど無くて、もっぱら数学(それもフェルマーの最終定理)のことばかりではないか!

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タグ:数学
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サンシャイン水族館・へんないきもの展 [サイエンス]

 以前から本屋でよく見かけてパラパラと立ち読みした憶えのある本に基づくこういう催しがあるというのをツイッターで知って、
とつぶやいた。本の写真で見るのと、実物を見れるのとではまるで違うだろうと興味が湧いたわけである。というわけで早速17日(休日の混雑は当然避けて、月曜)に行ってきた。

 で、「行ったらブログに書く」と言っちゃった以上、なかば義務的にブログ更新する。iPhoneで写真を120枚以上撮ったので、それの選別やらリサイズやら説明付けやらアップロードが面倒くさいのだけれどw。
(写真数35枚もあるので閲覧注意)

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「宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論」(青木 薫) [サイエンス]

サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」など多くの科学書の翻訳者による「人間原理」を扱った宇宙論。この著者青木薫氏の、翻訳者としての技量についての評価は高いようで(実は訳者名は意識していなかった。言われてみれば確かに読みやすかった記憶がある)、あらためて知った。この本もとてもわかりやすい。

宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論 (講談社現代新書)

宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論 (講談社現代新書)

  • 作者: 青木 薫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/07/18
  • メディア: 新書

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タグ:宇宙
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「宇宙生物学で読み解く「人体」の不思議 」(吉田 たかよし) [サイエンス]

宇宙生物学とは、「地球に限定せず、宇宙全体の広い視野で生命の成り立ちや起源を解明する学問」であり、こ「のアプローチによって、従来の医学では説明がつかなかった、さまざまな人体の謎が解明されつつあ」る、と紹介されている。これは面白そうだ、と手に取った。

宇宙生物学で読み解く「人体」の不思議 (講談社現代新書)

宇宙生物学で読み解く「人体」の不思議 (講談社現代新書)

  • 作者: 吉田 たかよし
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/09/18
  • メディア: 新書


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