女は子どもを産む機械、という人生観 [世の中]
柳沢厚生労働大臣がこんな発言をしたらしい。
不見識だとか非難する以前の問題として、
女性をそんな風にしか見れないとは、
なんと悲惨で哀れな貧しい人生を歩んできた人なのだろう。
自分の母親や妻を含めてろくな女性に巡り会ったことがないのが明々白々。
可哀相すぎる!としか言いようがない。
女無くして男無く、男無くして女無し。女性の人格を否定することは、とりもなおさず、自らの存在をも根底から否定することに他ならない。しかもそれをなんら自覚していないという点で、救いようがない。つまり、この大臣は〈自分が死んでいるのに気づかずに物理的に動き回っている〉という意味でのゾンビ的な存在だ、と言っていい。
野党は辞任要求を出しているが、安倍総理は注意したというだけで更迭しようとはしていない。
私もこのまま留任すべきだと思う。「美しい国」をめざす安倍内閣の重要閣僚として、国民の前でせいぜいそのおぞましさを晒し続ける使命があるのだから。
このニュースは私もショック。「不適切な発言だった」などと謝罪しているようですが、不適切なのは「発言」ではなくて、柳沢氏の「発想」であって、彼の大臣としての「見識」「人間性」でしょう。彼が、曲がりなりにも、国民の運命を預かる政治家の一人として、それなりのポジションに立っている事実が哀しい。
by もちろん (2007-01-30 01:29)
考え方として持っているからこそ、口をついて出てくるわけです。日頃思っていないことなら出てこないはず。かつて某都知事も似たような発言をしたことがありましたね。「生殖能力をなくした女性(年寄りだったか・・・?)は・・・」みたいな。
安倍総理は女性からの支持が強い、と言われているのも不愉快です。少なくとも私の周りでは支持率が低いです。
by michaela (2007-02-02 08:37)