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最近観た映画感想まとめて5本 [映画]

3月19日「長ぐつをはいたネコ」(movix亀有)
予告篇で見た「猫好きな人間はイカレてる」という台詞は面白かったのに、本編では出て来なかった。元々のペローの童話は、機転のきく「わらしべ長者」みたいな話だが、それとはまぁ〜〜〜〜ったく関係ないストーリー。ハンプティーダンプティーが出てきて重要な役どころを演じるが、これが取ってつけたようでなんともかんとも。しかもやけに屈折しまくってるし。展開も面白くなく、無理やり作った感ありあり。駄作。

3月22日「SHAME」(シネマスクエアとうきゅう)
Twitter上で大評判大絶賛なので、見たのだが、いまいちピンと来なかった。

3月27日「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(movix亀有)
メリル・ストリープは流石のアカデミー賞主演女優賞の演技、凄すぎ。
それにしても家族視点とは言え、認知症描写が過ぎた感じ。政治家としてのキャリアや、政治情勢の説明がすっ飛ばされて、功罪共にわかりにくい。

4月4日「ドライヴ」(movix亀有)
地味で静謐な日常的雰囲気が淡々と描かれるのと、一転して激しい暴力描写の断絶不調和が奇妙な味を出している。カーアクションはなかなか凄い。
主役のライアン・ゴズリングは「セクシー」の評もあるが、あまりそういう印象は受けなかった。オーラを感じない。〈顔のパーツがセンター寄り〉だし。さほどムキムキでないのに強すぎるのがちょっと不自然か。
キャリー・マリガンは魅力的だ。

4月13日「アーティスト」(movix亀有)
第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞ほか5部門を受賞。フランス映画として初の米アカデミー作品賞受賞作という、しかもサイレント・モノクロというとんでもなく異色作。これは見ずばなるまい、とて。
確かに面白い。古き良きサイレント映画へのオマージュがあるので、審査員受けが良かったのかな?若干のご都合主義は感じてしまったんだけれども。
シチュエーションでだいたいどんなことを言っているのかわかるので、あえて字幕にしている部分が極端に少ないのは、昔通りのやり方か。それにして主役のジャン・デュジャルダンはクラーク・ゲーブルに似てる。
フランス映画なのになんでセリフ画面が英語なんだろう?(それともこれはオリジナルでない英語版なのか?)
サイレント映画における〈視線の重要性〉に今更気がついた(目は口ほどにものを言い)。
犬もアカデミー賞を受賞したらしいけど、これは今回特別か?確かに凄い演技力(?)だ。
予告篇で見た流砂に埋もれるシーンは、没落する心象風景なのだろうと思っていたら、実際に作った映画内シーンではないか!
ちなみに、ツイッターでこんなジョークを呟いた。
>サイレントモノクロ映画だけど、同時並行でカラー版のトーキーも撮っており、更には3D版まであるんじゃないかと妄想。
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