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「キック・アス」 [映画]

 またまた、Twitterで評判が良いので見ようと思って(最近こればっか)、元日に友人宅からの帰途、有楽町を通ったついでに降りて、ヒューマントラストシネマ有楽町へ行ったら、なんと閉まっていた!劇場だけ確認してスケジュールを見てなかったのはバカだったが、それにしても元日ですぜ。そりゃ多くの人々は家でくつろぐか初詣くらいしか外出しないんだろうけど、映画館ってのは結構稼ぎ時でもあるんじゃないのかなぁ?と思うんだが。

 昨夜、Tomboさんが、「明日は1000円で見られる」とツイートしたのを見て、それでは行かずばなるまい、と決め、渋谷のシネセゾンは予約が取れなかったので、有楽町(18:30からしか無い!しかも狭い方の箱で定員63人)へ早めに行ってチケットを買おうと思った。昼過ぎに図書館へ行った後、その足で有楽町へ。案の定3時ころにすでに相当混んでいるようだが、なんとか買えた。時間つぶししてから、開演直前にエスカレータで昇っていると、降りてくる列の中から「あすくさーん」と呼ばわる声あり。なんとなく会いそうな気がしていたTomboさん当人であった。20年以上前にもあったし、最近も「ユリ子のアロマ」でもあったし、こんなによく映画館で偶然会う人は彼しかいない!というか、彼は常に映画館に遍在しているような人物なのであった(見てる本数がハンパない)。今日も別の映画を2本も観てきたところだった(これは後でTwitterで確認)。上り下りのすれ違うエスカレータ上での一瞬の邂逅、雲隠れにし夜半の月かな。(それにしても、普通の街中でいきなりハンドルで呼ばれるのは一種言いようのない違和感とフィット感がないまぜになった独特の感覚である)
 入り口には"Sold out"の表示。出たときには、次の回も売り切れていた。大人気じゃないか。これは今後拡大ロードショー必至じゃないかな?

 それはともかく、いやはやびっくりした。何の予備知識も持たずに行ったのだが、只のお馬鹿パロディヒーローのドタバタコメディーかと思いきや、(確かに始めはそうなんだが)とんでもないハードな展開を見せるではないか。原作のコミックの作者はマーク・ミラーというアメコミ界の大御所とのこと、そう来るのか!と唖然。でも変則的には違いないのだけれど。これは断じて「王道」ではない。自己言及的セルフパロディ的作品。で、つい本気出しちゃいました、みたいな…。もうすっかり没入
 この公式ホームページが非常に充実してるのでじっくりご覧頂きたい。
 それにしても、この作品の中で一番光っていたのは主人公ではなく、何と言ってもヒット・ガール(「バットマン」のロビン風)を演じた11歳(?)の美少女クロエ・グレース・モレッツの超絶アクション戦闘シーンだ!これはもはや漫画の世界だ(って、もともと漫画なんですけど〜)。
 「レオン」のマチルダ役のナタリー・ポートマンを彷彿させる超大型女優の出現ではないか。それにしても、R15+指定の映画に11歳が出演、って許されるんだろうか?いやそれにしてもぶったまげましたなぁ。
 その父ビッグ・ダディ(バットマン風)を演じるニコラス・ケイジもいい演技をしている。
 敵役のマフィアのボスは、プーチン首相のイメージを意識してるに違いない、と思った。

 とにかく見て損はない、オススメです。
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