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「のはなしに」(伊集院 光) [ノンフィクション]

 私がTwitterでフォローしてる芸能人は少ない。水道橋博士、加藤夏希、太田光代、くらいのもので、芸能人の中では一番フォロワー数が多いらしいつぶやきシローはフォローしていない(ちょっと見てみたらツイート少ないし、面白くなかったので…。大体ツイートを「つぶやき」と訳すのは少し違うし、彼のキャラとは大違いなのは明らかなのに、その芸名だけで10万以上のフォロワーを獲得してるのは只のバブルじゃないか?と思う。いや、今どうなってるかは知らんけど)。
 そう、芸能人にはあまり興味がないのだが、何かのきっかけで伊集院光(@HikaruIjuin)をフォローした。そこそこ面白いので、外さないでいる。その彼のツイートの中で、この本の存在を知った。すでに「3」も出ているのだが、とりあえず図書館で借りられ、正月に読んだのは「に(=2)」である。
のはなしに

のはなしに

  • 作者: 伊集院 光
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2009/10/01
  • メディア: 単行本



(ちなみに、Twitterというのは、本の販促効果はハンパないと思われる。中森明夫の「アナーキー・イン・ザ・JP」しかり、東浩紀の「思想地図β」しかり。)
 仕事や日常や子供時代の事、食べ物の話、ふと思いついた蘊蓄的雑談、考察など、とりとめもなく、短いよもやま話がたくさん盛り込まれている(タイトルが50音順なので、「〜のはなし」という意味の総タイトルなわけだ。殆ど話し言葉のような文体で、場末の飲み屋でゆったりと座って、リラックスしてダベっている感じで、そのB級感がなかなか良い。
 自虐的(主として〈デブ〉なこと、性格的な弱さなど)ユーモアとペーソスがほの見えて、面白おかしく進行する。なかなか文才があると言える。いや「文才」と言うより、TVで爆笑問題相手に喋ってるのをそのまま書いたという方に近いので、つまりは話上手なわけだ。
「はっははは、なるほどねぇ〜」とか「ほほ〜、そうかそうか」てな感じ。「お前なぁ〜!」とか「しょーもな!」てのもあるが。
 好感度は上がった。
タグ:Twitter
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コメント 1

ask

なんか微妙にこのPVが多い感じだったんだけど、さきほど伊集院光氏のホームページ
http://nowpie.jp/owarai/ijyuin/
の中の「関連ブログ」に、この記事へのリンクが張られているのを発見。あそこに載せるということは、一応ご本人(側)のチェックを経て〈採用〉されたということですかね?
by ask (2011-01-10 18:25) 

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