「定年後に読みたい文庫100冊」(勢古 浩爾) [ノンフィクション]
勢古浩爾の「定年後」シリーズ第4弾。
このシリーズ(とまで言えるのか? ちなみに第3弾の「さらなる定年後のリアル」は未読)、以前から本の話題が多かったのだが、ついに全編本の話ばかりのブックレビュー集(しかも文庫本に限定特化してのもの)となった。
このシリーズ(とまで言えるのか? ちなみに第3弾の「さらなる定年後のリアル」は未読)、以前から本の話題が多かったのだが、ついに全編本の話ばかりのブックレビュー集(しかも文庫本に限定特化してのもの)となった。
「村上春樹は、難しい」(加藤 典洋) [ノンフィクション]
「沈まぬアメリカ 拡散するソフト・パワーとその真価」(渡辺 靖) [ノンフィクション]
前回、「読書の危機」で書いたような状況とは言え、少しは読んでいる。なので久々に書評を。
この本のタイトルはおそらく、「沈みゆく大国アメリカ」(堤 未果)を意識している、と思われる。
この本のタイトルはおそらく、「沈みゆく大国アメリカ」(堤 未果)を意識している、と思われる。
「明治維新という過ち―日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト」(原田 伊織) [ノンフィクション]
「きみは赤ちゃん」( 川上 未映子) [ノンフィクション]
「死はこわくない」(立花 隆) [ノンフィクション]
「保育園義務教育化」(古市 憲寿) [ノンフィクション]
「戦争と読書 水木しげる出征前手記」(水木 しげる、荒俣 宏) [ノンフィクション]
題名のとおり、漫画家の水木しげるが、徴兵検査を受けた後、召集されるのを待つ間の期間(昭和17年11月頃、20歳)に書かれた手記を掲載し、それに対する荒俣の解説および分析を加えたものである。読み応えのある資料と言える。
水木しげるについては、例の朝ドラの「ゲゲゲの女房」で、戦後の苦労話は描かれていたものの、戦前戦中の話はあまり無かった(それでも空爆にあって負傷し左手切断の憂き目に遭う場面などはあったが)ので、よく知らなかったが、水木しげるは大変な読書家なのであった(その片鱗は実はドラマでもごくわずかだが描かれていた)。
水木しげるについては、例の朝ドラの「ゲゲゲの女房」で、戦後の苦労話は描かれていたものの、戦前戦中の話はあまり無かった(それでも空爆にあって負傷し左手切断の憂き目に遭う場面などはあったが)ので、よく知らなかったが、水木しげるは大変な読書家なのであった(その片鱗は実はドラマでもごくわずかだが描かれていた)。
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