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「定年後に読みたい文庫100冊」(勢古 浩爾) [ノンフィクション]

勢古浩爾の「定年後」シリーズ第4弾。

文庫 定年後に読みたい文庫100冊 (草思社文庫)

文庫 定年後に読みたい文庫100冊 (草思社文庫)

  • 作者: 勢古 浩爾
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2015/10/02
  • メディア: 文庫


このシリーズ(とまで言えるのか? ちなみに第3弾の「さらなる定年後のリアル」は未読)、以前から本の話題が多かったのだが、ついに全編本の話ばかりのブックレビュー集(しかも文庫本に限定特化してのもの)となった。

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「村上春樹は、難しい」(加藤 典洋) [ノンフィクション]

前にも書いたか忘れたが、私は村上春樹は読まない人間である。その理由は《只の天邪鬼》で、やたらと売れすぎているのが気に食わないという、それだけの馬鹿らしいアホ丸出しの理由である。これじゃ、年末の例のシーズンになるたびに、どっかの店に集まって今年こそ受賞を!と馬鹿騒ぎしている軽薄な連中とほとんどレベルは変わらないだろう。

村上春樹は、むずかしい (岩波新書)

村上春樹は、むずかしい (岩波新書)

  • 作者: 加藤 典洋
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2015/12/19
  • メディア: 新書


 そんな私がなぜこのような本を読む気になったのか? 今更宗旨替えをして村上の読者になろうというのではない。

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「沈まぬアメリカ 拡散するソフト・パワーとその真価」(渡辺 靖) [ノンフィクション]

前回、「読書の危機」で書いたような状況とは言え、少しは読んでいる。なので久々に書評を。

沈まぬアメリカ 拡散するソフト・パワーとその真価

沈まぬアメリカ 拡散するソフト・パワーとその真価

  • 作者: 渡辺靖
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/10/23
  • メディア: 単行本


 この本のタイトルはおそらく、「沈みゆく大国アメリカ」(堤 未果)を意識している、と思われる。

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「明治維新という過ち―日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト」(原田 伊織) [ノンフィクション]

挑戦的な本である。「明治維新」という〈史観〉に対して、痛烈にその過程での非道ぶりを説き、吉田松陰以下「長州のテロリスト」や「官軍」の悪逆非道を糾弾している。司馬遼太郎史観に真っ向から歯向かっている。

明治維新という過ち―日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト

明治維新という過ち―日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト

  • 作者: 原田 伊織
  • 出版社/メーカー: 毎日ワンズ
  • 発売日: 2015/01/14
  • メディア: 単行本

ちなみに、筆者は彦根藩出身で「佐幕派」にオマージュがあるようである。(それは別として、著者自身は司馬氏を尊敬しているとか)

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「きみは赤ちゃん」( 川上 未映子) [ノンフィクション]

妊娠から男児出産、そして育児(満1歳になるまで)の当事者としての体験を正直に赤裸々に綴った本。

きみは赤ちゃん

きみは赤ちゃん

  • 作者: 川上 未映子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/07/09
  • メディア: 単行本


 この類の手記って、世にいくらでもあるだろう(ネット上にはさらに沢山!)が、今までマトモに読んだことはなかった。あまり自分に関係ない世界の話だと思っていたし。

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共通テーマ:妊娠・出産

「死はこわくない」(立花 隆) [ノンフィクション]

がん患者で闘病中、という自分の今の状態に向いているだろうという気がして、

死はこわくない

死はこわくない

  • 作者: 立花 隆
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/12/05
  • メディア: 単行本


これを図書館から借り出した。

 以前から立花隆は別の著作だったかテレビのNHKスペシャルだったかで、このタイトルと同じ趣旨のことを述べていた。だから目新しさは全く無く、今更また読むの?感はあるのだが。

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「保育園義務教育化」(古市 憲寿) [ノンフィクション]

 この本のことはTwitterで中森明夫氏が絶賛していたので知った。
 なるほど素晴らしい本だ。とてもわかりやすく、非常に優しく、読者に語りかける姿勢がフレンドリーである(ときおりジョークも混じる)。小学生でも十分読みこなせるだろう。あっという間に読み終えた。

保育園義務教育化

保育園義務教育化

  • 作者: 古市 憲寿
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2015/07/01
  • メディア: 単行本



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共通テーマ:育児

「戦争と読書 水木しげる出征前手記」(水木 しげる、荒俣 宏) [ノンフィクション]

題名のとおり、漫画家の水木しげるが、徴兵検査を受けた後、召集されるのを待つ間の期間(昭和17年11月頃、20歳)に書かれた手記を掲載し、それに対する荒俣の解説および分析を加えたものである。読み応えのある資料と言える。

戦争と読書  水木しげる出征前手記 (角川新書)

戦争と読書 水木しげる出征前手記 (角川新書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2015/09/09
  • メディア: 新書


 水木しげるについては、例の朝ドラの「ゲゲゲの女房」で、戦後の苦労話は描かれていたものの、戦前戦中の話はあまり無かった(それでも空爆にあって負傷し左手切断の憂き目に遭う場面などはあったが)ので、よく知らなかったが、水木しげるは大変な読書家なのであった(その片鱗は実はドラマでもごくわずかだが描かれていた)。

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タグ:水木しげる
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