「最終目的地」( ピーター キャメロン) [小説]
「イギリス古典小説の味わいをもつ」、こういう小説を読むのは久々だ。
少ない登場人物の会話で進行する舞台劇のような、キャラの立った、静謐で潤いのある物語。
設定はかなり奇妙なのだが、リアルな描写が説得力を持って、一見退屈なようで、だんだん引き込まれて行く。様々な背景を抱えてウルグアイの片田舎で暮らす人々の、当初そこが人生の最終目的地だった筈が、また転変する、そこに緩やかでしたたかなダイナミズムを感じさせられた。
映画化され、作家の兄がアンソニー・ホプキンスでその恋人は真田広之、これは面白いキャスト。見てみたい。
少ない登場人物の会話で進行する舞台劇のような、キャラの立った、静謐で潤いのある物語。
設定はかなり奇妙なのだが、リアルな描写が説得力を持って、一見退屈なようで、だんだん引き込まれて行く。様々な背景を抱えてウルグアイの片田舎で暮らす人々の、当初そこが人生の最終目的地だった筈が、また転変する、そこに緩やかでしたたかなダイナミズムを感じさせられた。
映画化され、作家の兄がアンソニー・ホプキンスでその恋人は真田広之、これは面白いキャスト。見てみたい。
2009-12-11 13:00
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あれま!
ginchanx_5150さん、こんな手抜き記事にnice!とは、恐れ入ります。
by ask (2009-12-12 12:03)