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「トポロジカル宇宙―ポアンカレ予想解決への道」(根上 生也) [サイエンス]

トポロジカル宇宙―ポアンカレ予想解決への道

トポロジカル宇宙―ポアンカレ予想解決への道

  • 作者: 根上 生也
  • 出版社/メーカー: 日本評論社
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 単行本

 以前書いた、「君子、数学に近寄らず」 関連の解説本。1993年に出た本だが、序文であの番組に触れていて、ポアンカレ予想解決の章を新たに追加して「完全版」として書き直したものだ、と言う。
 数式を一切使わずに、宇宙の数学的構造論を分かりやすく説明する、ハズだったが、、、

 途中(それも1/3くらい読んだところ)で挫折してしまった。題材が題材だけに、酷な要求ではあろうが、もうちょっと門外漢にも「分かり易く」書けないものかなぁ?…ってどだい無理か。
 それでも、どんな雰囲気で展開するのかが気になって、一応全部読み通したものの、進むにつれてますますワケワカメになって、もーチンプンカンプン。それでも終章「封印の章---本書の試練に耐え、覚醒した者のみ、扉を開くべし」まで読んでしまった。当然無意味だった。とほほ。


タグ:数学
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アヨアン・イゴカー

マラソンと一緒ですね。完走することに第1番目の意味があります。
理解なんて、一知半解の輩が知ったかぶりをすることだってあるのです、
いつかできればいいんです!できなくったって、いいんです。
私も、なんだか元気が出てきました。
「封印の章」とは、なんだか神秘的で、怪しくって好いですね!
by アヨアン・イゴカー (2008-04-04 00:35) 

ask

>できなくったって、いいんです。

うっ! そう言われちゃうと、却ってなんか面映いです。

 この本の中で、漠然と四次元をイメージは出来ても、それを変形したり、裏返したり切り裂いて他とくっつけたり、なんて表現についていけなかったのですよ。
 今まで「単純な四次元超球体の表面がこの三次元宇宙だ」などと考えていたのが、「トーラス」だの「たばたば」だの「射影」だの「ハーケン」だのと、いろんなバリエーションがあるらしいんですね。ふぅ。
by ask (2008-04-04 23:49) 

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