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孫というものの可愛いさとは? [サイエンス]

一般的に「孫は可愛いもの」とされている。
その名も「孫」という演歌では、「♪なんでこんなに可愛いのかよぉ〜。孫という名の宝物」と歌っているし、以前ある人が「老後には何の楽しみも無いものと思っていたのだが、孫が生まれて、そのあまりの喜びに、神様と言うのはなかなか粋な計らいをするものだ、と思った。」と書いていたのを、なるほどなぁと思ったのを覚えている。
 誰に聞いても異口同音に「孫は可愛い」と言う。前から、なんでそうなんだろう?と不思議に思っていた。
 ある人は「育てる責任が無くて、手放しで愛情だけを注ぐだけでいい気楽さゆえじゃないの?」とか言ってて、それなりに説得力を感じはしたが、いまいち得心出来なかった。気楽さだったら、他人の孫の方がもっと気楽なわけで…。やはり「利己的遺伝子」のなせる業なのかな?とも思ったりもする。
 で、テレビを見ていて思ったのだが、最近続発する悲惨な子殺し事件や不慮の事故死などのニュースの中で、両親へのインタビューが放映されることは殆ど無い(取り乱しているのだろうから当然だが)のに、祖父母は結構登場して、意外に冷静に、淡々と悲しみを語っている場面を多く見ることである。
 可愛いのならそんな風に居られるものだろうか?というのが疑問である。一体どういうことなんだろうか?
 この世で人が味わう悲しみの中で最も大きいのは、幼いわが子に死なれることである、と聞いたことがある。孫に死なれることは、そこまではいかないのだろうか? TVで観測された事実はそれを証しているように思える。
 「可愛さも中くらいなりおらが孫」
なのかなぁ?


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