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「スター・ウォーズ学」(清水 節・柴尾英令) [映画]

「スターウォーズ」ファンの二人の著者による研究解説本。「スターウォーズ」愛があふれている。第7作「フォースの覚醒」公開前に書かれた。

スター・ウォーズ学 (新潮新書)

スター・ウォーズ学 (新潮新書)

  • 作者: 清水 節"
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/12/16
  • メディア: 新書


 ハリウッド映画界の歴史的条件から説き起こし、映画「スターウォーズ」制作の経緯、ルーカスという稀代の映画監督の少年期からの成長と仕事、「スターウォーズ」を構成する様々な要素、デジタル化の潮流と展開、ディズニーとの融合のいきさつ、etc。
 とても詳しく、丁寧に説明されてある。ファンならずともおすすめ。

 「スターウォーズ」に関しては私も一応(熱烈ではなく)普通にファンである。(いわゆる旧3部作の方だが)。もともと年季の入ったSFファンであったので、第1作(エピソード4)の評判が日本国内でも高まった頃、1年以上前から公開が待ち遠しかった(日本公開は1978年6月)。

 例の今は京都に住む友人と一緒に観たのだが、その頃は総入れ替え制ではなかったので、その友と「もっぺん観ようか?」「そうしよう♡そうしよう」とそのまま居座って2回観たのを憶えている。
 なんといっても語りぐさの、冒頭のスター・デストロイヤーの底面が頭上を延々と流れていくシーンに度肝を抜かれたのは鮮明な記憶だ。他にも沢山の初めて見る映像体験にしびれた。

 私も「スターウォーズ」についてなら、まぁ2,3時間は優に喋り続けられるだろう。でもそれはそんなに珍しくもない、普通のファンで普通に語れる程度の話。なにしろ6作も既に作られているので、いや最新作を含めれば7作か、語り得る対象も多いわけだし…。それをこのブログでやり始めたら収拾がつかなくなるのでやめておく。同様に、この本の細かな細部に関してもいちいち書くのはやめる。とにかく色々と面白い話が満載なので、読んでみてほしい。(既知の話もいっぱいだけど)

タグ:SF映画
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