キャラメル小説を読んだ [小説]
【キャラメル小説】をご存知だろうか?
…などと大げさに示すようなものではない。こういうのをスーパーの菓子売り場でたまたま見かけて、
食料品購入モードの脳がいきなり書店内モードに転移し、スーパーで小説の衝動買いをするという事態に陥ったのである。
そして、1話だけでは読まず、3話(つまりキャラメル3個)買い揃えてから読んだ。別々の3つの話ではなく、ひとつの作品が三分載されているのである。朝井リョウの極めて短いショートショート作品「タイムリミット」だ。つまりこういう具合↓。
内容は高校3年の受験生2人の友人同士の会話。〈一粒のキャラメルを味わう5分足らずの時間〉を一つの区切りのタイミングを図る時計代わりにするという、ちょっと気の利いたやり方。
時が流れていく、仲の良い友人との別れも予感される刹那に、通い合う心が切なさと甘さを持って描かれる。
いやぁ〜小品もいいとこだけど、味わいあるねぇ。朝井リョウ、やっぱ凄いわ。
…などと大げさに示すようなものではない。こういうのをスーパーの菓子売り場でたまたま見かけて、
食料品購入モードの脳がいきなり書店内モードに転移し、スーパーで小説の衝動買いをするという事態に陥ったのである。
そして、1話だけでは読まず、3話(つまりキャラメル3個)買い揃えてから読んだ。別々の3つの話ではなく、ひとつの作品が三分載されているのである。朝井リョウの極めて短いショートショート作品「タイムリミット」だ。つまりこういう具合↓。
内容は高校3年の受験生2人の友人同士の会話。〈一粒のキャラメルを味わう5分足らずの時間〉を一つの区切りのタイミングを図る時計代わりにするという、ちょっと気の利いたやり方。
時が流れていく、仲の良い友人との別れも予感される刹那に、通い合う心が切なさと甘さを持って描かれる。
いやぁ〜小品もいいとこだけど、味わいあるねぇ。朝井リョウ、やっぱ凄いわ。
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