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KITTEビル、小石川植物園、インターメディアテク、東京駅美術館 [身辺雑記]

3年前はスカイツリーや隅田川遊覧など、昨年は東北被災地旅行をやった仲間で、今年は近場ですまそうと、都内の狭い範囲を移動しつつ好天に恵まれた一日を楽しんだ。

 勤労感謝の日、11時に東京駅に5人が集合。改装なって綺麗に復活したドームを見上げる。
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 中央郵便局跡のKITTEビルに行く。
 吹き抜けのクリスマスツリー、いまどき流行りのLEDでなく、ナチュラルな雪に覆われた樅の木を模している。連休中日で暖かく天気が良いので人出がすごく多い。
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屋上庭園から東京駅を見下ろす。
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 5階のお好み焼きレストランで食事後、丸ノ内線で小石川植物園に向かう。紅葉を観ようというわけだ。ここへ行くのは初めて。茗荷谷駅下車、15分ほど歩く。暖かくて上着を脱ぐ。

 歴史ある(300年前に江戸幕府が設けた「小石川薬園」に端を発し、明治10年に東大に移管され、現在「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」となっている)広大な敷地に珍しい巨木(研究用なので外国原産の移植されたものなど)が鬱蒼と生えている。かなりの見ものだ。まっすぐ縦断するだけで相当な時間を要し、隈なく見て回ることは出来なかった。芝地では家族連れのピクニック客も結構居た。穴場かも。

こんな鬱蒼ぶりである。
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メインロードは開けている
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温室(入場禁止)
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南米のガマだったかな?
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こんな茂みもあったので
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ズームして撮ると柚子のようだ。
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ニュートンの林檎の木
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説明板をトリミングして拡大表示
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「精子が発見された」銀杏の樹
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その根元にあった石碑
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ちょうど昨日の毎日新聞の「余録」に銀杏の(精子発見のことも含め)話が載ってたので、iPhoneで紙面ビューワーを起動し仲間に見せた。
あまり紅葉は進んでいなくて(常緑樹も多かったようだし)、堪能は出来なかったが、カエデはまぁまぁ色づいていた。
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奥の方にあった池と日本庭園
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この左に写っている建物が隣接した旧医学校本館(総合研究博物館・小石川分館)

 ここにも寄ろうとしたが、植物園を出ないと入れない構造になっていた。元々別の施設だからか。仕方なくもう植物園は見納めにして、迂回して入り、展示物を見て回った。建築の模型が多い。(撮影禁止なので写真なし)

 また茗荷谷駅から東京駅に戻り、コーヒーで一服してから、再度KITTEビルに入り、2・3階にある「インターメディアテク」に行く。これは日本郵便株式会社と東京大学総合研究博物館の協働による入館料無料のミュージアム(またしても東大である。仲間の一人O氏が東大教授なもので)。東大が開学以来蓄積してきた膨大な学術標本の一部を常設展示している。アンチークな内装の空間に動物の骨格標本はじめ、古い機械類、昆虫、貝、鉱物、剥製、貨幣などなど実に多様な収集物がたくさん並べられている。見応え充分!
 ただ、各展示物の説明は非常にそっけない。名称が書いてある小さなキャプションだけ。並べ方にも体系的な順序といったものはなく雑多に唐突に脈絡なく並んでいて、混沌としている。これは敢えてこのように陳列しているようだ。その意図をホームページの館長挨拶から引用してみる。

>現代のミュージアムは、われわれ人間が自分たちを取り巻く世界をどのように受け止めてきたのか、その俯瞰的な眺めを末永く存続させるための場所であるというだけでなく、そこに集められたモノやコレクションからどのような新しい知見や表現を導き出すことができるか、その可能性を探求し、提示する場所でもなくてはならないのです。それを、多様な表現メディアの対話を通じて試みる実験のアリーナ、それが「インターメディアテク」なのです。
>われわれの狙いは、博物学の全盛期であった19世紀から高度情報化を実現した21世紀まで、三世紀にまたがる時代を架橋することにあります。来るべき時代の精神がこの先もなお見失ってはならない「世界の眺望」を提示してみせること、それがわれわれの企図
>われわれは歴史的な遺産を可能な限り収集し、それらを現代のニーズに叶うよう、装いを改めて再利用することにしました。資源獲得やエネルギー供給に限界が見え始めた現代社会にあって、蓄積財のリ・デザイン活用は人類にとって喫緊の課題のひとつであるといっても過言でありません。そうした認識に立って、われわれは先端的なテクノロジーと伝統的なモノ作り技術の融合を図りながら、今後の活動と取り組んでいくことになります。われわれが謳う「Made in UMUT」の掛け声には、来るべき世代に向けてのささやかなメッセージが込められているのです。


 なかなか面白いコンセプトだが、うーむ、それがこの展示でどれくらい生かされているのか、若干疑問は残る。知的な刺激には満ちているのだが、現在から未来へと活用の元となりうるかもしれない過去の〈素材〉がごろりところがっており、その無造作ぶりは受け取る側の強い想像力・創造力が問われる風情を醸している。下手に整理するよりも、その無秩序の中からの新たなアイディアや組織化の萌芽を狙っているということなのだろう。果たしていかなる成果を生み出せるのか? 若い感性への教育的な不可視の効果はあり得そうにも思うが…。

 この会場で遅れた来たA氏と落ち合い、見学後、次に東京駅舎内(北側)にある東京駅美術館へと向かう。近いので便利、と言うより近いから選んだポイントであって、なんという省エネ周遊であろうか。
 それにしても今回は異様に学術臭が強い、格調高い行程となった。さすがは東大教授である。

 入場料200円。この東京駅美術館では例の2年前大評判になったプロジェクションマッピングのミニチュア版の上映(10分間くらい)が行われていた。40人位が入れる程度の狭い映写室で、東京駅の中央部のみを再現したミニチュアセットが置いてあり、そこに映像が投影されるのだが、以前TVで観た記憶のあるものとは全く違う映像が流れたので、ちょっと戸惑った。それなりに綺麗ではあったが。やはり本物の駅舎全体に投影されるものとは迫力がぜんぜん違うんだろうなと思われた。ちなみに本物の映像はこちらのYouTube
 他の展示は古い東京駅建設現場工事の様子など。展示の量は少なくすぐに見終わった。壁材は昔の古いレンガがむき出しになって使用されており、「触るな」と書いてあった。出口の傍のショッピングコーナーには「鉄ちゃん」なら垂涎のグッズと思われるものが沢山並んでいたが、私はそのケは殆ど無いので軽くスルーしつつも一応どんなものがあるのかは皆見て回った。何も買わず。

 次に夕食の頃合いとなったので、予約してあった新丸ビル(なんか物凄い混みよう。3階のディズニー・アニメ「塔の上のラプンツェル」の熱気球型灯籠放出シーンを再現したジオラマ目当ての野次馬大集団がエレベータもエスカレータも占拠して、なかなか上に上がれなかった。なんじゃこりゃ!)5階の中華料理店随園へ行って、ビール紹興酒で乾杯、各種一品料理皿をいろいろ堪能し、談論風発に花が咲いた。満腹。
 地下1階の成城石井の店で買物(しかし、高っけぇ〜!)してから東京駅で8時半ころ解散。

 私はこの日体調もよく、腰痛も出ず、心配だった下痢も薬が効いて全く無かった。近距離内安直行程の割には観るもの多く、楽しい一日でありました。
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