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SONYのスマートヅラ特許 [表面積]

Twitterでこんな記事(ソニーが「スマートヅラ」を特許出願。隠しカメラやバイブ、ズレセンサをカツラに内蔵)を見かけて、読んでいたら久々に〈表面積〉ネタが浮かんだ。

 …と言うのも、記事の中に利点として
>・面積が広く、さまざまなデバイスを内蔵できる
という一節があったからで、脳内駄洒落ルーチンを常時走らせている私の言語中枢が発火した(本来目的とは違うが)からである。なにしろ表面積ネタの枯渇問題は深刻で、本でも新聞でもTVでもネットでも滅多にお目にかからない言葉なのだ。これに反応しないほうがおかしい。

 で、これをネタに書けるな、と思ったので書く。
 
 カツラをウェアラブルコンピューティングデバイスとして活用するというのはコロンブスの卵的に素晴らしい。装着時の異物感(余計なものをわざわざくっつけてる感)が極小化できる。しかも頭部は〈表面積〉の大きい球形に近いので、仰せの通り、いろいろな機能が無理な微細小型化工作なしにマウント可能なので実現性も高い(おまけに飴だって入れられるし)。耳近くにスピーカとマイクを付ければ、親指を耳の穴に突っ込んで小指に向けて喋った振動を拾えるだろうから、「電脳コイル」みたいなケータイ電話も可能かも。
 
 頭の大きさ(脳の容量)と知的能力にはあまり相関は無いらしい。森鴎外は異様に大きかったらしいけれど、漱石はそんな話は聞いていない。しかし、このカツラにコンピュータを組み込むとなると、頭のサイズの大きな人のほうがより高性能大容量な機能を得やすくなって、今の小顔信仰の風潮が崩れ、頭(必然的に顔も)の大きいほうが良しとされるのでなかろうか。「表面積が能力を決める時代」が来るかもしれない。

蛇足)
自分とカツラについて。
 元々頭頂部からだんだん薄くなってきていたところへ、抗癌剤の影響も加わって進行が早くなっており、近いうちに禿げ上がるのは必至とみられるので、他人事ではないのだが、しかし、そうなったらそうなったで無駄な抵抗などする気は毛頭ない(ハゲだけに)。だいたいハゲの方がセクシーじゃないか(でも、頭頂部のザビエル風カッパ型禿はそう思えないけども)。
 私のハゲに対する受容度は、このスマートヅラの登場(って、いつだよ?)によってさらに大きくなるだろう。
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