表面積増加式野菜乾燥法 [表面積]
久々に表面積ネタをば一発。
区役所から配布される区報には時々「生ゴミは水を切った上でお出し下さい」などと書いてあるが、その程度では甘い、と思う。野菜などは水分含有量が多いので、表面についた水を切っても中にはたくさん水が含まれていて、そのまま燃やそうにもなかなか燃えないだろう。フライパンに火が移ってしまったときは野菜を投入すれば消火できるくらいだ。それくらい燃えにくい。
以前にも「生ごみは乾燥させて出そう」で書いたが、バナナの皮の場合はそのまま放っておけばいいのだけれど、キャベツの芯とか、そのままでは〈重量があるのに表面積が小さい塊状〉のものはなかなか乾きにくい。そういうものをすみやかに乾燥させるにはどうするか? 代表的な例で最近食べたスイカを例にとって説明しよう。スイカの皮はかなり厚くて重い。これをスライスすれば表面積は劇的に増加するではないか。そこで以前「キャベツを毎日食べるために」で紹介した、京セラ製のセラミックスライサーの出番である。
まず、これがスイカを食べた後の皮の残骸である。(全て iPodTouch で撮影)
これをこうやって、スライサーで薄く切っていく。
(両手がふさがるので、切っている場面そのものは撮影できない。)
最初は最も薄い0.5㍉の設定でやっていたが、スライスする回数が多くなりすぎるので、途中から1.3㍉に変更した。それでも十分な薄さだ。
そうやってできた薄片を新聞紙の上に広げると、(水が滲みでて紙が黒くなっている)
量が多いので3枚にもなった。
これを床面において1日経ったあとの状態
拡大写真で前後比較。
↓
と、かくも見事にからからになって、重さも(測ってないが、体感で)9割減くらいになった。
さて、これだけ水分を飛ばせば、清掃工場の燃料費は劇的に減らせるはずだ。勿論ここまでやるのは、もはや「趣味」もしくは「奇行」の域に達しており、「世の中には変な奴も居るもんだ」レベルであろうから、ひと様に推奨するつもりは毛頭ないのだが、「よいではないか」と思われた方が一人でも真似してくれれば嬉しいかもしれない、などと。
区役所から配布される区報には時々「生ゴミは水を切った上でお出し下さい」などと書いてあるが、その程度では甘い、と思う。野菜などは水分含有量が多いので、表面についた水を切っても中にはたくさん水が含まれていて、そのまま燃やそうにもなかなか燃えないだろう。フライパンに火が移ってしまったときは野菜を投入すれば消火できるくらいだ。それくらい燃えにくい。
以前にも「生ごみは乾燥させて出そう」で書いたが、バナナの皮の場合はそのまま放っておけばいいのだけれど、キャベツの芯とか、そのままでは〈重量があるのに表面積が小さい塊状〉のものはなかなか乾きにくい。そういうものをすみやかに乾燥させるにはどうするか? 代表的な例で最近食べたスイカを例にとって説明しよう。スイカの皮はかなり厚くて重い。これをスライスすれば表面積は劇的に増加するではないか。そこで以前「キャベツを毎日食べるために」で紹介した、京セラ製のセラミックスライサーの出番である。
まず、これがスイカを食べた後の皮の残骸である。(全て iPodTouch で撮影)
これをこうやって、スライサーで薄く切っていく。
(両手がふさがるので、切っている場面そのものは撮影できない。)
最初は最も薄い0.5㍉の設定でやっていたが、スライスする回数が多くなりすぎるので、途中から1.3㍉に変更した。それでも十分な薄さだ。
そうやってできた薄片を新聞紙の上に広げると、(水が滲みでて紙が黒くなっている)
量が多いので3枚にもなった。
これを床面において1日経ったあとの状態
拡大写真で前後比較。
↓
と、かくも見事にからからになって、重さも(測ってないが、体感で)9割減くらいになった。
さて、これだけ水分を飛ばせば、清掃工場の燃料費は劇的に減らせるはずだ。勿論ここまでやるのは、もはや「趣味」もしくは「奇行」の域に達しており、「世の中には変な奴も居るもんだ」レベルであろうから、ひと様に推奨するつもりは毛頭ないのだが、「よいではないか」と思われた方が一人でも真似してくれれば嬉しいかもしれない、などと。
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