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水着版ドーピング?2 [表面積]

以前「水着版ドーピング?」の記事でも書いた、競泳用新型水着の扱いをめぐっての動きは妙な話だな、と思った。

 この決定が出る前、デサントでは改良型(空気を溜め込んで浮力を増すことのないよう通気性を増したもの)を提出して、これは認可されたのだが、既に日本記録を公認していた日本水連では世界記録も認められることを期待している、との報道があった。それを聞いて「????」と訳わからなくなった。
 改良前の未認可水着での記録が、改良型が出来たからと言ってなんで公認される可能性が増えるのだ? 論理的でない。この改良は基準に沿ったものであって、泳ぎをスピードアップではなくむしろダウンさせる効果を及ぼすものだろう。仮にアップさせるような水着が新たに認可されたのなら、遡って記録公認するのもわからなくはないが、実際は逆なのだ。
 FINAの判断は妥当で当たり前の結果だと思う。
 日本水連は未練たらしくてみっともない話だな、と思う。日本記録も取り消し、世界ルールに従うべきで、このまま〈日本記録が世界記録を上回る状態〉を続けたら、どこかの身勝手な国みたいな醜態を晒し続けることになるんじゃなかろうか?
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ask

おまけに考えたんだけど、このままだと、仮に東京でのオリンピック開催が実現しても、水泳だけは開催出来ない、ってことになりますね。
 だって、世界ルールを超越した国ですぜ。もはや次元が違うわけだ。他国人ごときが東京に来て泳ぐなんぞ笑止千万!世界に冠たる日本がお前らなんか相手にするか!てなところなので、水泳だけは別国で開催、となるは必定。
 石原知事がどう出るか、見物だな。
by ask (2009-06-26 23:48) 

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