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電車内歩行に関する省エネ的考察 [サイエンス]

 私は、電車に乗ったときに、下車駅の階段近くの位置に停車する車両まで車内を歩くことがよくある。勿論車内が空いていて、自由に移動できる場合だけだが。
 その方が、下車後ホームを歩く距離を少なくできて、時間の節約になるからだが、その移動をする際、慣性の法則を最大限利用することにしている。
 つまり、発車後の加速時、停車前の減速時に体にかかる加速度を利用するのだ。進行方向に移動したいときは減速時に歩き出す。逆方向に行きたいときは加速時に移動する。こうすれば楽ちんである。
 で、この行為は私の体という個人的レベルで見ると当然省エネになるわけだが(運動不足解消の観点から見るとあまりいいことではないかも、ってのは措いといて)、電車にとっても、加速時なら省エネであることは容易にわかる。加速するためのエネルギーが軽減されるからである。
 問題は減速時だ。単純に考えると、減速するためのブレーキのエネルギーをやはり軽減しているようにも思えるのだが、果たしてそうなのか?
 最近の電車は省エネのため、減速時にはモーターを発電機にして電気を発生させて架線に戻していると聞く。だとすると、私の行為は、せっかく電車が運行時にかせいだ運動量をかすめ取ることになって、電車の側からすれば省エネ効果を減殺していることになるのだろうか?


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